健康診断の数値が気になったら|草津のパーソナルジムが筋トレを解説

HEALTH CHECK|草津・南草津のパーソナルジム
健康診断で、血糖値・血圧・中性脂肪に印がついた。
その紙を見てから動き出せるかどうかで、10年後の体は変わります。
この記事の結論(お急ぎの方へ)
- 筋トレは、血糖・血圧・中性脂肪のいずれにも良い方向に働くことが研究で示されています。有酸素運動と組み合わせるとさらに効果的です。
- 最初にやるのは、数値を追うことではなく生活の記録です。どこに原因があるかを特定してから手を打ちます。
- 次の健診までの1年が、いちばん取り組みやすい期間です。期限があると、人は動けます。
この記事の目次
健診の紙を見て、何から始めればいいか
草津・南草津の当店にお越しになる方の中には、健康診断や人間ドックの結果をきっかけに来られる方がいらっしゃいます。「痩せたい」よりも先に、「数値をどうにかしたい」という動機です。
最初にお伝えしておきたいことがあります。この記事は、病気の治療についてお話しするものではありません。すでに治療を受けている方、お薬を飲んでいる方は、必ず主治医の指示に従ってください。運動を始めてよいかどうかも、医師に確認するのがいちばん確実です。
そのうえで、運動と食事は、数値に対して確かに働きます。ここでは、健診でよく指摘される項目ごとに、体の中で何が起きているのか、何から始めればいいのかを整理します。
指摘されやすい3つの数値と、筋トレの関係
血糖値・HbA1c
食事でとった糖は、インスリンの働きで筋肉に取り込まれます。筋肉は、体の中でいちばん大きな糖の受け皿です。その筋肉が減ると、行き場を失った糖が血液中に残りやすくなります。
筋トレには、この受け皿を大きくし、インスリンの効きを良くする働きがあります。2型糖尿病の方を対象にした研究をまとめた分析では、筋トレによってHbA1cが改善したことが報告されています。有酸素運動と組み合わせると、さらに良い結果が得られています。
血圧
運動で血圧が下がることは、多くの研究で確認されています。筋トレについても、収縮期・拡張期のいずれも下がったという分析があります。数mmHgの変化でも、長く続けば意味のある差になります。
CAUTION
血圧が高い方は、息を止めないこと
重いものを持ち上げるときに息を止めると、血圧が一時的に大きく上がります。当店では、力を出すときに息を吐く呼吸の仕方から指導します。血圧を指摘されている方は、必ず最初にお伝えください。
中性脂肪・コレステロール
中性脂肪は食事と運動の影響を受けやすい数値です。運動でエネルギーを使う量が増え、食事の内容が整うと、比較的早く動きます。数ヶ月で変化が出る方も少なくありません。
| 指摘された項目 | 体の中で起きていること | 取り組みの優先順位 |
|---|---|---|
| 血糖値・HbA1c | 糖の受け皿である筋肉が減り、インスリンが効きにくくなっている | 筋トレ+食事の組み立て。食べる順番と間食の見直し |
| 血圧 | 塩分・体重・運動不足・ストレスなどが重なっている | 有酸素運動と減量。呼吸を止めない筋トレ |
| 中性脂肪 | とったエネルギーが使われずに余っている | 飲酒・糖質・脂質の量を見直す。歩数を増やす |
当店が最初の1〜2ヶ月でやること
数値をきっかけに来られた方に対して、いきなり厳しい食事制限をお願いすることはありません。順番は次のとおりです。
食事の記録には主に「あすけん」を使い、週1〜2回ほどの頻度でトレーナーからフィードバックをお送りします。中身はパーソナルジムの食事指導とは?で公開しています。
数値が変わった方の例
健康診断で血糖値・血圧・コレステロールを指摘されていた方が、次の健康診断では指摘されなくなったという例があります。体重が10kg、15kg変わった方もいらっしゃいます。
体重の変化でいえば、当店では2〜3ヶ月で5kg以上の減量も珍しくありません。50代男性の4ヶ月、30代男性の3ヶ月、40代女性の3ヶ月といった事例を、写真つきでBefore→Afterに掲載しています。
ただし、数値の変化には個人差があり、体質や服薬の状況にも左右されます。「必ず下がります」とはお約束できません。お約束できるのは、原因を一緒に探し、続けられる形に落とし込むところまでです。
次の健診までの1年が、いちばん動きやすい
数値の改善を目標にすることには、ひとつ大きな利点があります。期限があることです。次の健康診断という締め切りがあると、人は動けます。1年あれば、生活習慣を作り直すには十分な時間です。
そして、そのころには数値だけでなく、体重も体の形も変わっているはずです。40代以降の体の変化については、40代男性の筋肉と内臓脂肪でも解説しています。
トレーナーに聞きました|健診の数値についての4つの質問
Q1健診をきっかけに来られる方は多いですか?
多いです。血糖値が高くなった、血圧が高くなった、コレステロールを指摘された。こうした理由で来られます。
その方たちに共通しているのは、「まだ薬を飲みたくない」というお気持ちです。もちろん医師のご指摘には従っていただいたうえで、運動によって薬の量が減ったり、薬がなくても大丈夫な状態になるように、生活習慣を取り戻すサポートをしています。
Q2最初の1〜2ヶ月は、何から取り組みますか?
厚生労働省の運動指針にある「週60分の筋トレ」と「1日8,000歩」。まずこの運動習慣を作るところから始めます。たくさん運動しなければいけないのかと心配される方が多いのですが、まずはここで十分です。
実際にうかがうと、1日3,000〜4,000歩という方が意外と多いです。その場合はまず5,000歩、6,000歩を目指します。普段の生活のどこで歩けるかを一緒に探し、買い物のついでにあと何歩か、午前と午後のどちらに動くか、ライフスタイルに合わせて無理のない方法を考えます。
食事も、難しいところからではなくまず摂取カロリーを整えるところから。それができたら、たんぱく質の量、脂質の落とし方、炭水化物のとり方へと順番に進みます。お菓子やジュースを禁止するという話ではなく、どこまでなら満足できて、どこまでなら我慢できるかというグレーゾーンの塩梅を一緒に考えます。
根拠 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」(成人は1日8,000歩以上、筋力トレーニングは週2〜3日)
Q3数値が変わった方の例を教えてください。
健康診断で血糖値・血圧・コレステロールを指摘されていた方が、次の健診では指摘されなくなった例があります。
体重については、2〜3ヶ月で5kg以上の減量も珍しくありません。公式サイトのBefore→Afterでは、50代男性の4ヶ月、30代男性の3ヶ月、40代女性の3ヶ月といった事例を写真つきで公開しています。数値の指摘は体重や体脂肪と連動して動くことが多いので、まずはここを見ていただくと変化のイメージがつかめると思います。
実際の写真とお客様の声はBefore→Afterでご覧ください。
Q4通院中・服薬中でも通えますか?
まず医師のご指摘・助言を第一に聞いていただきます。どこまでの運動ならよいのか。そこを軸にさせていただきます。
たとえば重度の高血圧の方は、重い重量を扱うとリスクがありますので、強度の低い重量で行います。最初のカウンセリングでそのあたりを十分にうかがいます。医師の指示というルールの中で、無理なく継続できる範囲でご指導します。
まとめ
健診の数値は、今の生活が体に出た結果です。裏を返せば、生活が変われば数値も動きます。筋トレは、糖の受け皿である筋肉を保ち、血圧や中性脂肪にも良い方向に働きます。
まずやることは、制限ではなく記録です。原因を見つけてから、いちばん効く1つを変える。気合ではなく、習慣から。次の健診までの1年を、体を作り直す期間にしてみませんか。
健診の紙を持って、一度お越しください
結果を見ながら、どこから手をつけるかを一緒に考えます。草津・南草津のMuscle Qualityは完全個室・専用駐車場10台以上。無料カウンセリングを受け付けています。
無料カウンセリングを申し込む滋賀県草津市東矢倉2丁目5-36/JR南草津駅 徒歩12分
※この記事は運動と生活習慣についての一般的な情報です。診断・治療に代わるものではありません。治療中の方は主治医の指示に従ってください。
参考文献:
Ishiguro H, Kodama S, Horikawa C, et al. (2016). In search of the ideal resistance training program to improve glycemic control and its indication for patients with type 2 diabetes mellitus: a systematic review and meta-analysis. Sports Medicine, 46(1), 67–77.
Cornelissen VA, Smart NA. (2013). Exercise training for blood pressure: a systematic review and meta-analysis. Journal of the American Heart Association, 2(1), e004473.
Colberg SR, Sigal RJ, Yardley JE, et al. (2016). Physical activity/exercise and diabetes: a position statement of the American Diabetes Association. Diabetes Care, 39(11), 2065–2079.
厚生労働省(2024)「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」

